甲斐路の出荷、ぶどうの生育環境
ぶどうの出荷もあと数回となりました。
今年は色付きが悪く、苦労しました。
味は変わらず美味しいですが。色がきません。色が。。
カモン!カラー。 ウェルカム寒暖差。状態です。
多分、温暖化の影響で昼夜間の寒暖差が少なくなっているからなのかと思います。
環境省によると、「気候変動により栽培に有利な温度帯が年次を追うごとに北上するものと予測され、既存の主要産地が栽培適地ではなくなる可能性もあり、その結果、これらの品目の安定生産が困難となり、需給バランスが崩れることにより、価格の高騰や適正な価格での消費者への安定供給を確保できなくなることも懸念される。」とあります。
また、「果樹は、気候変動に対して脆弱な作物で、品質低下をはじめとして、隔年結果の増大、生理落果の助長等の影響を受けやすいとされ、具体的には着色不良・着色遅延、高温・強日射による果実の日焼け等が報告されている。」とあります。
まさに今年の巨峰・ピオーネ・甲斐路がその状態であり、そのうち作れる品種も、温度変化に対応した品種や、色付きの心配のないシャインマスカット等に偏っていくのかなと思います。あと10年以内には、品種の偏りや、そもそも作るのが難しい環境になっていくのかなって思います。
温暖化削減に向けて何かできることがないかと思う毎日ですが、思いつきません。
燃費の良い車に乗り換えるとか。。クーラー付けるの我慢するとか。。
ちょっと考えてみます。
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